以前から家の通信障害に悩まされてきたのですが、ISP(プロバイダー)を変更することで完全に解決しました。ISPを変更する前は本当にISP責の問題なのか半信半疑であり、変更の手数料もかかってしまうためあまり乗り気ではなかったのですが今となっては正解の判断だったと喜んでいます。
今回はそれについての記録と、同じようにISPに原因があるのではないかと睨んでいる方の参考になるかと思い、記事を書こうと思います。
変更までの経緯
簡潔にいうと通信環境が悪すぎたので色々調べた結果ISPが問題なのではないかと考えて思い切って変更をかけてみた感じです。
以前書いたこの辺りの記事とセットで読んでいただいたらわかりやすくなると思います。
変更までの日数
ISP変更を申し込んでから切り替わるまでに割と時間がかかったので一応そのことも記載しておこうかと思います。
特定のISP名を出して良いのか微妙なので変更前のISPを「A」、変更後を「B」とします。
公式のページには10日程度で切り替わると書いているにもかかわらず、変更を申し込んでから2週間たっても何も起きないため連絡をしました。
その時に言われたのが
- A側でIPv6を切らないとB側では何もできない
- A側では工事?の日程は決められない
- ISPが切り替わるのはIPv6方式のIPアドレスが変更されるのが目印
- 実は一ヶ月以上かかる場合もある
電話口で言われたことなので曖昧な部分も多いのですが、こちら側からは何もできないのに業者側でも連携が取れていないような印象を受ける回答をされました。
その3日後に今度は回線業者の方に連絡をしてみたのですが、こちらではわからないのでBに連絡をしてみてくれと言われ、Bに連絡するとやはりIPv6が切れていないので何もできないとのこと。
そしてAに連絡してやっとIPv6がどうやら切れていないため今から切る作業に入りますとの回答を得ることができ、大体2週間ほどかかる場合もあると言われたのですが、実際はそこから数日でグローバルIPアドレスの変更を確認することができ、ISP変更申し込みから3週間弱でやっと切り替わったという感じです。
結果
変更前と変更後の回線状態をWild Speedで計測した結果を示します。今回は比較が目的なので詳しくPCのスペックや有線ケーブルなどの仕様を記載することはしません。(めんどくさいだけです)
時間帯は本当は合わせないと比較にならないのですが、変更前はほぼいつでも回線状態が悪かったのでこの時の時間帯を覚えていません。変更後の方は平日夜の22時あたりのサンプルです。
変更前(有線):
下りが測定状況もガタガタのグラフになっていて速度も出ていないことがわかります。
画像は撮り忘れてしまったのか無いのですが、有線接続も無線接続も上の画像のような感じでした。
変更後(有線と無線):
上の画像が有線接続で下の画像が無線接続です。
ISP変更前に比べて明らかに良好な接続状況になっていることが確認できます。
まとめ
今まで夜の時間帯や休日に満足がいくインターネット利用は不可能だったのですが、ISPを変更するだけでここまで変わったのかとかなり驚いています。
もちろんこの現象は私の環境でのことなので他の方の場合はISPだけが問題ではなかったりすることはあるとは思うのですが、ある程度原因が絞れているならば試してみる価値はあると思います。